【CASIO】カメラ事業 赤字49億円
5月9日、カシオ計算機株式会社がついにコンパクトデジタルカメラ市場からの撤退を発表しました。
カメラ事業の2018年度の売上高は123億円で前年比34%減、49億円の赤字だったとのこと。
スマホの普及でコンデジ市場が圧縮されているとは聞いてたんですが、カシオが撤退するとは思いもしなかったです。
あれから23年・・・
そう、今をときめくTOKIOのバンド結成から23年の月日が・・・
いやいや、あの元祖「QV-10」誕生から23年です。
「QV-10」とはカシオから発売された世界初の液晶モニター付き民生用デジタルカメラ。
この「QV-10」からデジタルカメラの時代が幕を開けたともいえる製品ですね。
そんなデジタルカメラ業界を引っ張ってきたカシオが撤退とは・・・
2017年9月にはタフカメラ「G'z」シリーズの新製品の発表があったばかりなので挽回を期待してたんですが残念ですね。
個人的にはEX-ZR4000やEX-ZR4100等のEXILIMシリーズがなくなってしまうのが惜しいです。
19mmの超広角を実現しているコンデジはこれだけですもんね、需要はあるように思うんですけどねぇ。
事業譲渡も難しいのかな・・・
なんせ49億円もの赤字事業ですもんね。
カメラ性能は違うジャンルの製品に活用
樫尾社長は「マス向けのコンデジは止めるが、カメラ性能を違うジャンルの製品に活かしていきたい」と話ています。
今日のデジタルカメラの礎を築いたメーカーさんです。
またみんながびっくりするような製品を開発してくれるでしょう。
EX-ZR4000ユーザーとしては少し寂しいですが、これからのカシオに期待したいです!