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Helinox 「チェアワン」 v.s.  ALITE 「マンティスチェア2.0」比較!

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定番コンパクトチェア 「七番勝負」

大定番の「ヘリノックス」か、お洒落な「エーライト」か。

大定番ヘリノックスのCHAIR ONE (チェアワン)。
お洒落なエーライトのMANTIS CHAIR 2.0(マンティスチェア2.0)。
2大コンパクトチェアと称される?両製品ですが、どっちにしようか迷ってる方多いんじゃないでしょうか。

そんな2つの製品を買太郎の偏見で比較してみました。

 

今回のエントリー

エントリーNO.1

ヘリノックス チェアワン クラウドバースト。
王者の風格、グレーの生地と金色の脚部がスポーティーさを醸し出しています。

 

そしてエントリーNO.2

エーライト マンティスチェア フォージプリント。
とってもお洒落な柄で、渋谷のハチ公前で座ってても違和感ありません。

 

さて、張り切っていってみましょう。

 

一番:価格対決

チェアワン       ☆☆☆☆
マンティスチェア2.0 ☆☆☆

2017年7月現在のアマゾンでの価格が参考です。

色にもよりますが、
ヘリノックス「チェアワン」がだいたい11,000円台から。

一方、エーライト「マンティスチェア2.0」が12,000円台から。
カラーによっては結構高く設定されてたりしますね・・・

ただ、日本でのシェアがヘリノックスの方が圧倒的に多いんでその点でもエーライトは不利な感じはしますね。

しかしどっちも結構なお値段しますな。
もうちょっと安くければなぁという願いも込めてチェアワンが4点、マンティスチェア2.0が3点。

 

二番:コンパクト対決

チェアワン       ☆☆☆☆☆
マンティスチェア2.0 ☆☆☆☆☆

大人数のBBQとかでかさばるのがチェアなんですよね・・・
10人クラスでするとなると普通のチェアだと軽自動車1台くらいチェアだけでパンパンになってしまいます。
その点コンパクトチェアは一般のアウトドアチェアの1/3くらいのサイズなんで便利ですね。

カタログ値では収納時の長さがチェアワン350mmに対し、マンティスチェア2.0が330mmってことになってるんですが、実際収納してみるとマンティスチェア2.0のほうが数cm全長が長くなってしまいます。
この点は設営対決でも触れることにします。

ただ、チェアワンが890gに対してマンティスチェア2.0は810gでマンティスチェアが少し軽いです。

いやもう、どっちもめっちゃ軽いしコンパクトっす。

チェアワンが5点、マンティスチェア2.0が5点。

 

 

三番:設営・収納対決

チェアワン       ☆☆☆☆☆
マンティスチェア2.0 ☆☆☆☆

設営も収納もどっちも超簡単。
パイプ内にガイドコードが張られてるんでなんにも迷うことありません。

 

シートを張るのも簡単、四隅にポールを差すだけ。
最後の1カ所は少し硬いですが、女性でも張れないってほどではないです。

 

ところが、マンティスチェア2.0は収納時に問題が。

これは脚部を折りたたんだ状態。
左のチェアワンは収まりがいいんですが、右のマンティスチェア2.0はポールが上下に飛び出てしまうんですね。

 

これを無理に収めようとするとコードが無理に引っ張られる状態になるんですが、これではコードに負担がかかってしまいます。
結果収納時に長くなってしまうんですね。
ポール自体がチェアワンより長いんですが、上下ともに突出してしまうのはちょっといただけないかも。

 

あと、収納袋に関しまして。
巾着スタイルで少し入れにくいのはデザインとの兼ね合いとかジッパーだと故障とかの問題があるんで許せるとしても、口がどうしてもここまでしか閉まらない。

そんなこんなで収納ではマンティスチェアが劣るかな?
ほんとは2点減点したかったところなんですが、こうやって書いてるとなんかエーライトのほうを応援したくなって・・・

よってチェアワンが5点、マンティスチェア2.0が4点。

 

四番:造り

チェアワン       ☆☆☆☆☆
マンティスチェア2.0 ☆☆☆☆☆

造りに関しては両者とも非常によくできてます。

チェアワンはパイプが韓国製、シートが中国製。

 

マンティスチェア2.0はシートがフィリピン製。
パイプには記載がなかったので多分同じフィリピン製なんでしょう。

生産国で点数を付けるつもりはないんですがご参考までに。
下手なこと言ってへんなトコロから怒られるのも面倒ですしね。

 

シートの造りですが、素人目ですが縫製は両者ともかなりしっかりとしていると思います。
シート布自体はマンティスチェア2.0のほうがちょっとごっつい目の生地でしっかりしている印象。
四隅のポールの受け部分はチェアワンのほうがしっかりしたパットが入っているように思います。

 

ポールはほぼ同じ太さ。
ポールのジョイント部はチェアワンが樹脂製、マンティスチェア2.0が金属製。
金属製のほうがしっかりしてそうに思うんですが、チェアワンのDACという技術?もかなり強度があるようです。

ただ、アマゾンのレビューではマンティスチェア2.0のポールに関してネガティブな感想が多いんですね。
他所のレビューはあんまり判定に影響させたくないんで、ここは同点という判断で。

チェアワンが5点、マンティスチェア2.0が5点。

 

五番:座り心地

チェアワン       ☆☆☆☆
マンティスチェア2.0 ☆☆☆☆☆

これはもう、両者に一番違いがあるところです。
チェアに対するコンセプトが根本的に違うんで甲乙つけ難いところです。

チェアワンは全体的に高く座面までの高さ34cm。
背面もマンティスチェア2.0よりは立ち上がってます。
印象としてはよくあるドリンクホルダ付きのアウトドアチェアと座り心地が近いです。
それよりは少しゆったりしてるかな、といういう感触。

一方、マンティスチェア2.0のほうが全体的に低くて座面までの高さ約20cm。
背面も大きく角度もゆるやかに。
かなりどっしりとほとんど寝そべっている状態になります。
シートも一回り大きくて深く包みこまれている感じ。
ハンモックに揺られてるようでかなりリラックスできます。

ただ、一度座ると立ち上がるのが億劫になりますね・・・
BBQとかって意外と忙しく立ったり座ったりするんでね。
まったりしてる時間だと文句なくマンティスチェア2.0に軍配が上がります。

あくまでも座り「心地」の勝負なんで
チェアワンが4点、マンティスチェア2.0が5点。

 

六番:実用性

チェアワン       ☆☆☆☆☆
マンティスチェア2.0 ☆☆☆

座り心地勝負ではマンティスチェア2.0に軍配が上がりましたが、
決してチェアワンが劣っているって訳ではありません。

実用性では断然チェアワンじゃないでしょうか。

コンパクトチェアの大定番と言われているだけあってどんな場面でも活躍してくれると思います。
背面がメッシュ生地なのも夏場とかやとありがたいですもんね。

比べてマンティスチェア2.0はあくまでリラックスチェアで、多用途には向かないと思います。
使って使えないことはないとも思いますが・・・

よってここではチェアワンが5点、マンティスチェア2.0が3点。

 

七番:デザイン

チェアワン       ☆☆☆☆
マンティスチェア2.0 ☆☆☆☆☆

これに関しては完全に買太郎の好みでマンティスチェア2.0。

カリフォルニアの垢ぬけたブランドイメージはもちろん、やっぱり多彩なカラーのバリエーション。
そしてプリントがお洒落です。

違う柄をペアで揃えたくなりますね。

さっき触れた巾着風の収納袋も実は気に入ってます。

チェアワンが4点、マンティスチェア2.0が5点。

 

総評

チェアワン       ☆☆☆☆☆
マンティスチェア2.0 ☆☆☆☆

やっぱりヘリノックス チェアワンが総合的にも勝ってると思います。
(かなりエーライト寄りに判定しても・・・)

特に一脚目として買うならチェアワンが断然オススメ。
はっきり言って弱点はありません。
どんな場面でも活躍してくれるでしょう。

一方、マンティスチェア2.0はリラックスするには持ってこいのチェア。
買太郎にとってはこのマイナス1点って部分がとても愛らしいんですよね。
いっつも自分の部屋で使ってます。

ソロキャンプのときは両方持っていって使い分けてます。
両方持って行っても普通のチェアよりコンパクトやしね。

ただ、メーカー違いでコンパクトチェアを揃えると目線の高さが変わってしまうんであんまりオススメできません。
そう言った意味でも他メーカーのチェアとも高さの合うチェアワンを選択するのが無難と言えますでしょうね。

いや、天邪鬼な買太郎はマンティスチェアをもう一個買ってしまいそうです・・・

 

買太郎のコンパクトチェア七番勝負でした。

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