ストックフォト「カメラ選び考察」
こんにちは、物欲買太郎です。
ストックフォトをはじめて2ヶ月ほど経過したということで、
買太郎なりに「ストックフォトを始めたい!」って方へ向けて最適なカメラってのを考察してみました。
撮影した写真をアップするだけで気軽に小遣い稼ぎが出来ちゃうことで人気のストックフォトなんですが「どんなカメラを使ったらええんやろ?」「量販店で聞いてもわからない」「他用途にも使いたいのに」なんてことないでしょうか?
そんな紳士淑女にちょっとでもカメラ選びの足しになる話題でもどうぞ。
画素数2000万以上は欲しいところ
なんで画素数の話からやねん!っていうのは、ストックフォトでは画素数がネックになっちゃうからなんです。
サイトごとに投稿できる写真の容量やサイズの下限や上限が決まっているんですね。
ストックフォトの定番サイトごとに制約をまとめてみると・・・
PIXTA
- たて+よこの合計が1301px以上、35000px以下
- Jpegで50MB以下
フォトライブラリー
- たて+よこの合計が6800px以上
- Jpegで20MB以下
ShutterStock(海外)
- 4.0Mpx以上(400万画素以上)
Adobe Stock(海外)
- 4.0Mpx以上100Mpx以下
- Jpegで45MB以下
上記全部で登録・投稿するとなると、スペック上ではフォトライブラリーでのボトルネックである「たて+よこ合計6800px以上」が必要ってことになります。
でも、たて+よこの合計6800pxって言われてもなんだかピンと来ないですね・・・
これは仮に正方形で考えると「たて3400px・よこ3400px」の画素数が必要ってこと。
3400×3400で1160万画素以上のスペックのカメラが必要になるんですね。
これって結構大きな画素数のカメラが必要になってきますよね。
トリミングすることも考えると2000万画素近くは欲しいところです。
制約とは関係なくても大きいサイズで売れることに越したことないですしね。
PIXTAのXLサイズで売ろうと思うとやっぱり2000万画素近く必要になります。
ちなみに買太郎は1680万画素のFUJIFILM「X-T10」を持っているんですが、ちょっと大胆なトリミングをすると画素数が足りなくなっちゃってフォトライブラリーで投稿できなくなります。
まぁ、撮影時にきちんと構図を取っていれば問題ないんですけどね、いつも万全な状態で撮影ができるとも限らないんで余裕はあったほうがいいでしょう。
でもいっそのことフォトライブラリーは切り捨てていいかもですよね・・・
正直売上はあんまり期待できないですし、フォトライブラリーのためだけに無駄に画素数の大きいカメラを選ぶのも如何なもんかとも思います。
はっきり言って1000万画素もあれば写真としては十分ですしね。
コンデジ?レンズ交換式?
ここは頑張ってレンズ交換式のカメラにしましょう!
絶対とは言わないですが、表現力が格段に違います。
デジタルカメラの心臓部であるセンサーが基本的に違います。
最近のコンデジではセンサーの大きいものや高倍率のレンズが付いているものもありますが、やっぱり表現力ではレンズ交換式のカメラには及びません。
コンデジではレンズ交換ができないので得意・不得意が出てきてしまいます。
操作性も違いますし、ストックフォトを本格的にするにはカメラの設定とかも色々覚えなければなりません。
ここは頑張ってレンズ交換式を選択しましょう。
でも風景だけ、小物だけ、とか被写体が限定されているならその用途に強いコンデジを使うのも選択肢としてはアリじゃないかなぁ。
携帯性に勝るものはないですもんね・・・実は買太郎も用途で使い分けてます。
まぁ、安いコンデジでも売れる写真はいくらでも撮れると思いますよ、ホントに。
あくまでも「最適なカメラ」選びってことですんでレンズ交換式をオススメします。
一眼?ミラーレス?
レンズ交換式のカメラには大きく分けて一眼レフとミラーレスの2種類があります。
これは完全に買太郎の偏見ですが、これからカメラを始めようって諸兄はミラーレスのほうが絶対にオススメです。
構造とかって専門的な話は割愛しますが、はっきり言ってこれからはミラーレスの時代です。
プロカメラマンになるためにキヤノンやニコンのフラッグシップ機を購入する気概のある勇者かおっちょこちょい以外はミラーレスを選択するのが賢明だと思います。
構造上、小さくて軽いですしバッグに入れて持ち出すにもミラーレスが有利です。
結局カメラを持ち歩かないと写真って撮らなくなりますしね。
ファインダーに関しては、あったほうが絶対にいいです。
背面の液晶では確認しづらいときもあるし、ファインダーがあると撮影中気分が乗るもんです。
ストックフォトに最適なカメラ発表
ってなわけでこれまでの条件を要約すると
- ミラーレスカメラ
- 有効画素数2000万以上
- ファインダー搭載
- 価格もそれなり(レンズセットで7万円台くらいまで)
以上を踏まえて順位を発表すると・・・
バババン!
第1位 キヤノン EOS-KISS M
買太郎が考えるストックフォト最強カメラはキヤノンの大人気EOS-Kissシリーズ待望のミラーレス機「EOS-Kiss M」。
2410万画素のAPS-Cセンサー搭載でエントリー機ながらキヤノン従来のミラーレス全機種を凌駕するスペックで登場した新機種。
初心者にも優しい操作性で現状では圧倒的にNo,1です。
発売後期間が経てば価格ももっと落ち着くでしょうね。
レンズもこれから揃えてくると思われます。
ただエントリー向けのカメラなだけに操作系なんかは物足りなくなってくるときが来ちゃうかも知れません。
第2位 ソニー α6000
第2位は買太郎も愛用のソニー「α6000」。
この記事を書こうと考えていた当初はこのa6000を第1位にしようと思っていたくらい。
それが運悪く?EOS-KISS Mの発表となってしまったために第2位に甘んじてしまったわけです。
しかし約4年も前に発売されたミラーレスが今も現役で候補に挙がってくるのも凄いですね(自分で選んでるんやけど)。
まさに4年前に4年先を走っていた機種ということです。
買太郎はこのa6000が現在のミラーレスカメラ躍進の礎を築いた1台だと本気で思っています。
a6500とかの上位機種もありますが、値段を考えるとa6000がオススメ。
a6000発売当初は対応レンズが少ないとも言われてましたが、今や二大一眼レフメーカーに引けを取らない、いや、それ以上のレンズが揃ってます。
2019年現在ではa6400等の後継機種も出ているので予算に都合がつけばこちらも超オススメです!
第3位 パナソニック GX7MK3
第3位はパナソニックのGX7MK3。
有効画素数2030万で上記2機種と比べれば少し小さいマイクロフォーサーズという規格のセンサーを搭載してるんですが、写りに関しては全く引けを取りません。
マイクロフォーサーズのシステム全体のコンパクトさもお勧めのポイントです。
FUJIもいいんだけど・・・
ほんとはFUJIFILMのカメラを推したいところなんですが、いかんせん交換レンズがちとお高いんですね。
もちろん写りのほうは素晴らしいものがあるんですが・・・
もしこれから本格的にカメラを始めたいっていうことならFUJIFILMのXシリーズをオススメしたいところです。
併せて買いたいマクロレンズ
コンデジでは味わえないのが交換レンズでの撮影。
しかも単焦点レンズの表現力は一度味わうと後戻りできません。
買太郎はストックフォトをはじめてから小物を撮影する機会がグンと増えたのですが、その際欠かせないのがマクロレンズ。
マクロレンズとは、まぁ、めっちゃアップで取れるレンズです。
もし小物や花を撮影する予定なら併せて購入したほうがいいでしょう。
写真撮影の世界が格段に広がります。
もちろん普通の撮影用レンズとしても使えますよ。
ただ、レンズ沼だけにはお気をつけください。
抜け出せなくなりますもんで・・・
以上、物欲買太郎のストックフォト用カメラ番付でした。
今回紹介したカメラはストックフォト以外でも間違いのないカメラだと思います。